9999年12月31日

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漫画原作者 中村基のブログです。

『6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人』(マンガUP!)
 1~2巻 発売中(連載中)
 試し読み(マンガUP!公式)

『イノセントデビル』(ガンガンJOKER)
 1~4巻 発売中(完結)
 試し読み(pixivコミック)

『美少女菩薩ミロクちゃん』(ガンガンJOKER)
 1巻~2巻 発売中(完結)
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2023年9月7日

6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人 2巻


9月7日『6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人』2巻が発売になりました。

電子版購入はこちらから
 →ガンガンJOKER公式サイト

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中村基

2023年3月7日

6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人 1巻



3月7日『6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人』1巻が発売になりました。

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中村基

2022年9月27日

6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人

 

アプリ マンガUP! にて『6人の死なない少女と必ず死ぬ運命の人』の連載が始まりました。

 → 試し読み

 → アプリダウンロード

ラブコメサスペンスみたいな感じやつです。

大分久しぶりなので胃が痛いですがよろしくお願いいたします。


中村基

2020年4月27日

読み切り「俺はアクマでも彼女が欲しい」
















ジャンプ+にて読み切り『俺はアクマでも彼女が欲しい』が公開されました。

https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331629028007

前回の読み切りに引き続きラブコメです。
何となく自分の描きたいものと求められているものが近づいてきたような気がします。

読んで頂けるとありがたいです。

中村基

2019年12月21日

読み切り「四宮紫鶴は死ぬかもしれない」

画像

ジャンプ+にて読み切り『四宮紫鶴は死ぬかもしれない』が公開されました。

https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156727985995

久しぶりに新しい作品を出せました…長かった。
今回はシリアスなしでラブコメです。

ぶっちゃけた話、アクセス数が多いと連載になるとかそういう系なので、とりあえず読んでほしい。

取り急ぎ告知でした。

中村基

2019年5月3日

美少女菩薩ミロクちゃん 2巻



4月22日『美少女菩薩ミロクちゃん』2巻が発売になりました。

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 →ガンガンJOKER公式サイト

感想おくって頂けると嬉しいです。
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さて、そんな訳で残念ながら2巻で終了となってしまいましたので、最後に語りきれなかったミロク以外の菩薩の背景設定とかを書いておこうかと思います。基本的に本筋にはそこまで影響ない話ですので、あくまで補足程度に楽しんでいただけたらと思います。


○無車マキナ(文殊菩薩)

私立病院の院長夫妻の娘。ある時両親とともに飛行機の墜落事故に巻き込まれ、マキナだけが奇跡的に即死を免れた。機体の残骸と遺体が散乱する中で、自らも死に瀕しながら他の乗客の蘇生を試みているところに仏陀が現れ、菩薩となったという経緯。
「人を死から開放する」ことで人を救済しようとしているが、本編で語られていた通り、それは正義感からというよりも自己の異常性を隠すための方便という面が強い。菩薩になった際の救命活動も、「人命救助」というよりも「壊れてしまったパズルを直したかった」という感覚。ただ、内面を考慮しなければ5人の中では最も実際的な「救済」であり、最も無害な菩薩といえるかもしれない。
「文殊菩薩」は知恵を司る菩薩で、人の叡智である医療技術によって人の苦悩を消そうとしたことから授けられた名前。


○リセリア・沙織・マザーハート(不空羂索菩薩)

新興宗教団体「心母教団」の2代目教主。「リセリア」は教主に課せられる「神名」であり、「マザーハート」は教団の信者全てに与えられた「ファミリーネーム」とされる。教団を創設した沙織の両親は詐欺師で、信者から金品を巻き上げるために教団運営を行う一方、沙織を時期教主とすべく教団に都合の良いように洗脳教育を行っていたが、信者にその正体を見抜かれ始めたために、最終的に沙織の両親は教団本部から逃亡。しかし、車中で信者を愚弄する両親の姿を見た沙織は両親を「教団に仇なす悪魔」だと判断し、ハンドル操作を誤らせ殺害。自らも同時に瀕死となっていたところに仏陀が現れ、教主を失った信者を救うために自ら菩薩となることを願った。その後沙織は両親から受けた教育が洗脳だったことに気付くが、それでもなお「自らを盲目的に信じさせる」ことで人を救済しようと考えている。
「不空羂索菩薩」は「あまねく全ての人を救う」とされる菩薩で、自らを信じる人間を分け隔てなく救おうとしたことから授けられた名前。


○鉄条優馬(馬頭観音菩薩)

関東最大の暴走族「怒羅顕(ドラッケン)」の元リーダー。面倒見がよく、他所で問題を起こした人間でも別け隔てなく受け入れる度量が広い人物として知られていた。しかし、仲間の1人が本職のヤクザとモメ事を起こし殺害されるという事件が発生。その報復のために単独で組を襲撃し壊滅させるも、自身も瀕死の重傷を負ったところに仏陀が現れ、半ば強制的に菩薩にされた。その際に仏陀から、殺害された仲間は麻薬取引に手を出していたことを隠しており、殺害された経緯も九割型は本人に非があったことを仏陀から告げられが、優馬は「頭から信じてやらないと救えない人間もいる」と返し、意に介さなかった。
「馬頭観音菩薩」は人間以外の畜生を救うともされる菩薩で、社会から人間としてみなされていない連中をこそ信じ助けたいという思いから授けられた名前。


○千桜千理(千手観音菩薩)

本編で語られた通り、正体は仏陀に最期まで付き添った弟子アナンダ。菩薩になったのは仏陀からの指示ではなく、自らの意思で悟りを開き菩薩を名乗っていた。その後はおおむね3話で本人が話していた通り。
「千手観音菩薩」を名乗り「襾域」を運営していたのは、人を救済したいというよりも、最終的に人を呪っていた仏陀を助ける方法を見つけるために、あらゆる可能性や手段を模索するためだった。


○久我坂葵(妙見菩薩)

特に大きな問題のない一般家庭の出身で両親も健在。姉の友人たちに虚偽の噂だったと自白させた後で、自責の念から自殺を試みたところを仏陀に声をかけられ菩薩となった。(ちなみに「姉が教師と不倫している」というのは事実だったが、友人達はそれを知っていた訳ではなく、虚偽の噂のつもりがたまたま真実を言い当ててしまったという流れ)「妙見菩薩」は「善悪や真理をよく見通す」といわれる菩薩で、本編でも語られている通り、「正しいものを見通す」ことで人を救いたいという願いから授けられた。


という感じで、本来であればそれぞれの救済の考え方を巡ってミロクが各々の菩薩と衝突するという流れで話が進んでいくはずだったのですが、その辺りは割愛して今の話に落ち着いきました。ただ、本筋としてはミロク(と仏陀)の話なので基本的なところは本編中でちゃんと語りきれたかなとは思っています。

さて、取り急ぎ語っていない話で思いつくのはこれくらいなのですが、他にも何か疑問などあれば、感想フォームとかで送っていただければ回答しますので、よろしくおねがいします。

短いお話でしたが、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。また思い出したときにでも読み返してもらえたら幸いです。

中村基